不動産投資の近況 

現在、不動産業界はIT化による情報革命の影響を大きく受けながら、インターネット上でより多くの消費者の目線のもとにおかれるようになったため、異業種からの参入に刺激を受けつつ新しいサービスのありかたを模索し、展開しています。不動産業界おいてインターネットによるテクノロジー化を「不動産テック」といい、これまで閉ざされがちだった情報の透明化、公平化がすすみ、サービスやシステムの質も量も向上しているといえます。不動産は物件の評価はまちまちで定めにくいものとされてきました。そのために売却や購入がためらわれることも多かったといえます。日本の中古物件市場は、海外とは比較にならないほど低かったのです。新築信仰もありますが、よくわからない「危険」には近付き難いのが人々の心情です。不動産業界と消費者との信頼関係は築かれづらかったといえます。人々にとって、不動産屋のイメージは概して良いものばかりではありません。騙したり、儲けを必要以上に搾取し私腹を肥やしている、不動産屋イコール金持ち、のようなイメージをいだく傾向もあります。不動産業界が自らがそのようなイメージを払拭すべく、展開をしながら活性化させていかないと、少子高齢化の波の中で、不動産市況自体が膠着化してしまうのです。もちろん、このような不動産テックの動きはまだまだ、大手企業や、異種業界からのアグレッシブな参入に頼らざるをえず、消費者の側は対等とは云えない状況で、不動産への投資をしいられています。国もその流通を増やしていこうと試みています。しかしそのなかには不動産業の側に有利な対策も多いのも事実です。自ら情報を整理し、時代を把握し、先を読みながら不動産業界を相手にわたりあってゆく必要があるでしょう。